私たちは普段何気なくインターネットを閲覧したり、買い物をしたりウェブメールを使うなどしています。
Yahoo!やGoogleのページを開いたりしていますが、その際に使用しているものが「ブラウザ」です。今回はブラウザについて説明していきます。
目次
ブラウザとは何か
ブラウザとはインターネットでウェブサイトを閲覧するためのソフトウェアです。
正式には「ウェブブラウザ(WEB Browser)」という名前です。WEBをBrowse(見る)する意味なので「WEB Browser」(ウェブを見るソフトウェア)という事です。
基本的にパソコンやスマホを購入した時に入っています。
ブラウザは最初から入ってる
Windowsパソコンの場合「Internet Explorer(インターネット エクスプローラー)」、Windows10だと「Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)」、Macのパソコンだと「Safari(サファリ)」が入っているはずです。
Internet ExplorerはWindows8.1までWindowsパソコンに標準で入っているブラウザでした。しかし後で記述するブラウザ「Chrome(クローム)」をはじめとするいろいろなブラウザがシェア率を伸ばして台頭してきてからは存在感が薄くなり、開発が終了してしまいました。
Microsoft EdgeはInternet Explorerの後継のブラウザです。今までのブラウザとは違い、台頭してきた他のブラウザに対抗して利便性をアップさせようとMicrosoftが躍起になって開発しています。
スマホの場合、Android端末だと「ブラウザ」という名前で地球のアイコンのアプリです。iPhoneの端末では「Safari」という名前で方位磁石のアイコンのアプリです。
MacのパソコンやiPhoneに入っているブラウザ「Safari」のアイコン
ブラウザの使い方
Microsoft Edgeの使い方
ではWindows10に標準搭載されているMicrosoft Edgeの使い方を説明していきます。
各部の名称
タブ:一つのウィンドウで複数のサイトを表示する事が出来ます。
アドレスバー:ホームページのURLを表示します。ここに直接URLを入力してホームページを表示することもできます。
戻る:前のページに戻るボタンです。
進む:戻ったページから再び次のページに進むボタンです。
ホーム:ブラウザのホーム画面を表示するボタンです。
☆:お気に入り(ブックマーク)登録ボタンです。お気に入りに登録しておくと次回URLを入力する手間が省けます。
お気に入り(ブックマーク)に登録する方法
まずは「☆」のボタンをクリックします。すると下の画像のようにお気に入りに登録する画面が表示されます。ページの名前とお気に入りに登録する場所を指定できます。
名前と場所を指定して(特に変更の必要が無ければそのまま)、「保存」をクリックするとお気に入りに登録されます。
ページの拡大・縮小
ホームページの文字が小さかったりして見づらいときには拡大すると見えるようになります。ページ右端のボタン(下の画像参照)をクリックし、「-」や「+」をクリックすると拡大縮小が出来ます。
お気に入りの表示方法
登録したお気に入りを表示する方法です。下の画像のように、お気に入りや閲覧履歴を表示する画面を表示させます。
表示された部分の左側に「お気に入り」や「履歴」と書いてあるのでその部分をクリックすると表示させたい項目を表示できます。お気に入りはフォルダの階層で表示されています。フォルダをダブルクリックすることで下層のフォルダを表示させることが出来ます。
履歴は最新のページが一番上に、そこから下に行くにつれて古い履歴が表示されます。
お気に入りバーの表示方法
お気に入りバーを表示させると、そこに登録しておいたお気に入りを表示させることが出来ます。お気に入り画面を表示させることなくワンタッチで目的のサイトに行くことが出来るので便利です。
下の画像のように画面右端のアイコンをクリックしてメニューを表示し、「設定」をクリックしてください。
設定画面で「お気に入りバー」の部分にあるオンオフを切り替え「オン」にするとその瞬間に「お気に入りバー」が表示されるようになります。
もし非表示にしたい場合はお気に入りバーの部分を右クリックし、「バーを表示しない」をクリックするとお気に入りバーを消すことが出来ます。
InternetExplorerで表示する方法
Microsoft Edgeはまだ新しいブラウザです。もしかしたらうまく動作しないことも考えられます。私が操作したとき、ダウンロードしたいexeファイルがうまくダウンロードできませんでした。
そこでInternetExplorerでやり直すとうまくいきました。その為、MicrosoftEdgeで開いているページをInternetExplorerで開き直す方法を紹介しておきます。
下の画像のように画面右端のアイコンをクリックしてメニューを表示させてください。そして「InternetExplorerで開く」をクリックするとInternetExplorerが起動し、今見ていたページを表示することが出来ます。
InternetExplorerで開き直す場合、ログインをし直す等の操作が必要になります。二度手間にはなってしまいますがセキュリティ上やむを得ないことなのでもう一度入力してください。
アイコンはどのブラウザも大体同じ
複数のブラウザがるあることを紹介しましたが、どのブラウザもアイコンはほとんど同じです。
お気に入りは「☆」マークですし、ホームボタンは家のマークです。操作方法には違いがありますが、同じようなマークを見つけて画面の指示通りに操作していくと大体何とかなります。
一つのブラウザで操作方法を一通り覚えてしまえば別のブラウザに乗り換える事も簡単に出来ます。まずは最初に入っているブラウザを使い、慣れてきたらいろいろなブラウザを試してみて自分と相性の良いブラウザを見つけてみるといいです。
無料で使える便利なブラウザ「Chrome」
Chromeは最初から入っているブラウザではないですが、とても有名なブラウザです。大手ののインターネット関連企業であるGoogleが提供しているブラウザです。
その為、ページの読み込みの速さや使い勝手がとてもよくつくられています。「プラグイン」も充実しているので自分の用途で使いやすいようにカスタマイズすることが可能です。
Chromeのウェブサイトはこちらです。
https://www.google.com/intl/ja/chrome/