USBメモリは、ちょっとしたデータの受け渡しから仕事の重要書類の持ち運びまで、日常的に使われている便利な記憶媒体です。
しかしある日突然、「USBメモリが壊れたかもしれない」という状況に直面すると、強い焦りや不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、USBメモリが壊れたように見えるときの原因と、Windows標準機能であるchkdsk(チェックディスク)を使った解決方法にフォーカスして、実体験を交えながら詳しく解説します。
目次
USBメモリが壊れた?突然使えなくなった私の体験談
ある日のことです。
仕事で使っていたUSBメモリをパソコンに挿したところ、いつもなら表示されるはずのドライブが開きませんでした。
「フォーマットする必要があります」と表示され、キャンセルすると何も操作できない状態になります。
中には、その日のうちに提出しなければならない資料データが入っていました。
・USBメモリは認識されている
・しかし中身が見られない
・フォーマットを求められる
この時点で「USBメモリが壊れた」と思い込み、かなり絶望的な気分になったのを覚えています。
USBメモリが壊れたように見える原因とは?
USBメモリが突然使えなくなる原因は、物理的な破損だけではありません。
実際には、以下のような論理的エラーが原因であることが非常に多いです。
よくある原因
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安全な取り外しをせずにUSBメモリを抜いた
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書き込み中にパソコンがフリーズ・電源断した
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ファイルシステムが破損した
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エラーが蓄積して正常に読み取れなくなった
このような場合、USBメモリ自体は生きていても、ファイル管理情報だけが壊れている状態になっています。
ここで役立つのが、Windowsに標準搭載されているchkdskというコマンドです。
chkdskとは?USBメモリ修復に使える理由
chkdsk(チェックディスク)とは、
ディスクのエラーを検出・修復するWindows標準コマンドです。
USBメモリに対してchkdskを実行すると、
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ファイルシステムのエラー修復
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壊れた管理情報の修正
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読み取り不能セクタの回復試行
などを自動で行ってくれます。
私自身も「ダメ元」で試しましたが、結果としてUSBメモリは正常に開けるようになりました。
USBメモリをchkdskで修復する前に知っておきたい注意点
chkdskは非常に便利ですが、実行前に知っておくべきポイントがあります。
注意点
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完全に物理破損している場合は修復できない
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状態によってはファイル名が変わることがある
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修復中はUSBメモリを絶対に抜かない
それでも、フォーマットする前に必ず試す価値がある方法です。
【手順解説】USBメモリをchkdskで修復する方法(Windows)
ここからは、初心者の方でも迷わないように、具体的な操作手順を詳しく解説します。
① USBメモリをパソコンに挿入する
まずは、問題のあるUSBメモリをパソコンに接続します。
「このPC」からドライブレター(例:E:、F:)を確認してください。
② 管理者権限でコマンドプロンプトを起動する
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スタートメニューを右クリック
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「ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択
管理者権限で起動することが重要です。
③ chkdskコマンドを入力する
以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
※「E:」はUSBメモリのドライブレターに置き換えてください。
オプションの意味
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/f:検出したエラーを自動で修復する
④ 修復完了まで待つ
処理中は、エラーの検出・修正が進みます。
USBメモリの容量や状態によっては数分かかることもあります。
完了メッセージが表示されたら終了です。
⑤ USBメモリを開いて確認する
処理後、「このPC」からUSBメモリを開いてみてください。
私の場合、何事もなかったかのようにファイルが表示されました。
chkdskでUSBメモリが復旧して便利になった具体例
chkdskを実行したことで、以下のような変化がありました。
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フォーマットせずにデータを取り戻せた
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仕事の締切に間に合った
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USBメモリを買い直さずに済んだ
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不要なパニックを防げた
「USBメモリが壊れた=終わり」ではない、という知識を得られたことが一番の収穫でした。
chkdskで直らない場合に試したい追加対策
もしchkdskで改善しない場合、次の選択肢があります。
・別のUSBポート・別のPCで試す
意外とパソコン側の問題であるケースも多いです。
・/rオプションを使う
不良セクタの検出も行います(時間はかかります)。
【応用編】USBメモリトラブルを未然に防ぐ便利な使い方
最後に、USBメモリをより安全・便利に使うための工夫をご紹介します。
① 必ず「安全な取り外し」を使う
これだけでファイルシステム破損のリスクは大幅に下がります。
② 定期的にバックアップを取る
重要データはUSBメモリだけに保存しないことが重要です。
③ 定期的にchkdskを実行する
月1回程度チェックすることで、エラーの早期発見につながります。
まとめ|USBメモリが壊れたと思ったらchkdskを試すべき理由
USBメモリが突然使えなくなると、誰でも焦ってしまいます。
しかし、多くの場合は論理エラーが原因であり、chkdskで解決できる可能性があります。
・フォーマットする前に試せる
・無料で使える
・Windows標準機能
この3点だけでも、chkdskを使わない理由はありません。
「USBメモリが壊れた」と諦める前に、ぜひ一度chkdskを試してみてください。
きっと、無駄な出費とストレスを減らせるはずです。

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