ITは日々進化します。日々進歩してパソコンの不具合は修正されていきます。その為しばらくパソコンを起動しないとパソコンの中身が旧いままになってしまいます。
さらに新しいコンピューターウイルスは生まれています。そのコンピューターウイルスへの対策もしなければなりません。
江戸時代の人が現代にタイムスリップしたイメージをしてみてください。江戸時代と今では病気も違ってきますし、生活の仕方も違います。
最新の予防接種や服装、道具を装備しないと生きていけません。パソコンを久しぶりに起動させたときもこの状況と同じようなものです。
目次
時計の確認
パソコンを久しぶりに起動させたらまずは時計を確認してください。日付と時間が正確でないとこの後の作業が出来ません。WindowsUpdateが正確に適用できず、コンピュータを最新の状態にすることが出来ないのです。
では時計の設定を確認し、日時を変更する手順です。まずは時計が表示されている部分を右クリックしてください。
メニューが現れますので「日付と時刻の設定(A)」をクリックしてください。
「時刻を自動的に設定する」をオンにして、タイムゾーンを「大阪・札幌・東京」にしてあることを確認してください。設定されていなければこのように設定してください。
次は日付と時間を修正していきます。スタートボタンをクリックしてスタートメニューを表示させてください。
「Windowsシステムツール」をクリックするとさらにメニューが出てくるので、その中の「コントロールパネル」をクリックしてください。
コントロールパネルの画面が表示されますので「日付と時刻」をクリックしてください。
日付と時刻のウィンドウが出てきます。さらに「日付と時刻の変更(D)」をクリックしてください。
さらに新しく「日付と時刻の設定」という画面が出てきますので下の画像を参照して日付と時刻を修正してください。最後に「OK」をクリックすると変更が反映され、ウィンドウが閉じます。
そして「日付と時刻」画面でも「OK」をクリックして画面を閉じてください。
コントロールパネル画面が「カテゴリ表示」の場合
コントロールパネルの画面が「カテゴリ表示」になっている場合は下記のように日付と時刻の画面を起動させます。
まずコントロールパネル画面の「時計と地域」をクリックします。
画面が切り替わったら「日付と時刻」をクリックしてください。
すると日付と時刻の修正画面が出てきますので先ほどの説明の通り修正してみてください。
WindowsUpdate
現在時刻が設定出来たら次はパソコンを最新の状態にする必要があります。最新の状態に更新しておかないと、起動させておかなかった期間に見つかり修復されたパソコンの不具合が、修復されていない状態になってしまうからです。
その不具合をついてコンピューターウィルスに感染してしまうととても危険です。その為WindowsUpdateを行ってください。
ではWindowsUpdateの画面を開きます。まずはスタートボタンをクリックしてください。
下の画像の通り、スタートメニューの左上のアイコンをクリックしてください。
「設定」をクリックします。
「Windowsの設定」画面が開きますので「更新とセキュリティ」をクリックしてください。
WindowsUpdateの画面に切替わりますので「更新プログラムのチェック」をクリックしてください。
あとは更新が終わるまで待ちます。起動させなかった期間が長ければその分アップデートの時間も長くなります。
更新プログラムのダウンロードとインストールが終わるまで待ちます。
インストールには再起動が必要になることがあります。画面の指示に従ってください。
インストールと再起動後、再びWindowsUpdateの画面を開き、最終チェック日時が今日の日付であることを確認してください。これで最新の状態になりました。
ウイルス対策ソフトのアップデート
ウィルス対策ソフトのアップデートも必要です。パソコンを起動させていない期間に新しいウィルスが発生していた場合、その予防が必要です。更新しないと新しいウィルスに感染してしまうリスクがあります。
おそらくパソコンを起動させて数分経つと「更新してください」を表示されるとは思いますが、ウィルス対策ソフトを起動させてください。
今回はウイルスバスターを例に説明します。メイン画面を起動させたら「最新の保護機能」をクリックしてください。
下の画面のように、アップデートの確認が始まります。
その際、再起動が必要だと画面に表示されたら再起動をしてください。
そして再びウイルスバスターの画面を開き、アップデートが今日の日付になっていれば終了です。
ウィルス対策ソフト自体のアップデートが必要な場合もあります。ウィルス対策ソフトのホームページにアクセスし、最新のバージョンを確認してください。