After Effectsが重い時の最強対策|マルチフレームレンダリングONで爆速化する方法【初心者向け】
After Effectsを使っていて、「とにかく重い」「プレビューが止まる」「書き出しに時間がかかりすぎる」と感じたことはありませんか。
私は動画編集やモーショングラフィックス制作でAfter Effectsを日常的に使っていますが、以前は作業のたびにパソコンの重さに悩まされていました。テキストアニメーションを少し追加しただけでプレビューがカクつき、簡単なエフェクトでもレンダリング待ち。作業時間より待ち時間のほうが長い日もありました。
そんな時に見直して大きな効果を感じたのが、マルチフレームレンダリングをONにする設定です。
この機能を有効化するだけで、CPUの性能をしっかり使えるようになり、プレビュー速度や書き出し速度が大きく改善するケースがあります。
この記事では、After Effectsが重い原因と、マルチフレームレンダリングをONにして快適化する方法を、初心者の方にもわかりやすく詳しく解説します。WordPressにそのまま貼れるHTML形式でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
After Effectsが重いと感じる代表的な症状
まず、After Effectsが重いと感じる状態には、次のようなものがあります。
- プレビュー再生するとすぐ止まる
- RAMプレビューに時間がかかる
- エフェクト追加後に動作が極端に遅くなる
- 書き出し完了まで何十分もかかる
- 他のソフトまで巻き込んで重くなる
- CPU使用率が低いのに遅い
特に最後の「CPU使用率が低いのに遅い」は見逃しやすいポイントです。パソコン性能が低いのではなく、After Effects側の設定でCPUを活かしきれていない可能性があります。
私が実際に困っていた体験談
以前、10秒程度のSNS広告動画を制作していた時の話です。文字アニメーション、背景のぼかし、軽いパーティクル演出を入れただけなのに、プレビューするたびに数秒待たされていました。
しかも書き出しでは、たった10秒の動画なのに15分以上かかることもありました。
「もうこのパソコン限界かな……」と思い、新しいPC購入まで検討しました。しかし調べていくと、After Effectsの設定項目にあるマルチフレームレンダリングがOFFになっていたのです。
これをONにしたところ、書き出し速度が目に見えて改善し、プレビューの反応もかなり軽くなりました。もっと早く知っていれば、何時間も無駄にせずに済んだと思いました。
マルチフレームレンダリングとは?
マルチフレームレンダリングとは、複数のCPUコアを使って、同時に複数フレームを処理する機能です。
従来は1フレームずつ順番に処理していた作業を、複数人で分担するイメージです。
たとえば8コアCPUなら、1人で8個の荷物を運ぶのではなく、8人で同時に運ぶようなものです。これにより、レンダリング速度や処理効率の向上が期待できます。
最近のCPUは複数コアが当たり前なので、この機能を使わないのは非常にもったいないです。
After EffectsでマルチフレームをONにする手順【詳細解説】
手順1:After Effectsを起動する
まずAfter Effectsを通常通り起動します。
手順2:環境設定を開く
上部メニューから以下を選択します。
編集 → 環境設定 → メモリとパフォーマンス
Macの場合は「After Effects → 環境設定」です。
手順3:マルチフレームレンダリング項目を確認
設定画面内に、マルチフレームレンダリングに関する項目があります。
ここで以下を確認します。
- マルチフレームレンダリングを有効化
- バックグラウンド処理設定
- 使用可能メモリ量
手順4:チェックをONにする
「マルチフレームレンダリングを有効化」にチェックを入れます。
その後、OKを押して設定完了です。
手順5:After Effectsを再起動する
環境によっては再起動後に効果が安定しやすいため、一度ソフトを閉じて再起動することをおすすめします。
設定後にどれくらい快適になるのか?
私の環境では、次のような変化がありました。
- 10分かかっていた書き出し → 6分前後
- プレビュー開始までの待ち時間短縮
- エフェクト追加後の反応改善
- 作業中のストレス減少
特に大きかったのは、細かい修正がしやすくなったことです。
以前は「またプレビュー待ちか……」と嫌になっていましたが、軽くなると確認回数が増え、結果として作品の質まで上がりました。
マルチフレームONでも重い時に追加でやるべき対策
1. メモリ割り当てを見直す
After Effectsはメモリ使用量が非常に重要です。
同じ設定画面で、他アプリ用にメモリを残しすぎていないか確認しましょう。AEに多めに割り当てると快適になる場合があります。
2. ディスクキャッシュをSSDにする
キャッシュ保存先がHDDだと遅くなることがあります。
SSDを使っているなら、キャッシュ先をSSDに変更すると改善しやすいです。
3. プレビュー解像度を下げる
フル画質で確認する必要がない場面では、1/2や1/4解像度にするとかなり軽くなります。
4. 不要なアプリを閉じる
ブラウザでタブを大量に開いたまま編集すると、メモリ不足になりやすいです。作業前に閉じるだけでも違います。
応用編|さらに便利にする方法
Adobe Media Encoderを活用する
After Effects本体で書き出すより、Adobe Media Encoder経由のほうが効率的な場合があります。
複数動画をまとめて書き出したい時にも便利です。
プロキシ作業を使う
重い素材を軽量版データに置き換えて編集する方法です。
4K素材や長尺動画を扱う人には非常に効果的です。
プリコンポーズ整理
タイムラインが散らかっていると作業効率も落ちます。プリコンポーズで整理すると管理しやすくなります。
マルチフレームONが向いている人
- 書き出し時間を短縮したい人
- テキストアニメーションを多用する人
- エフェクトをたくさん使う人
- 仕事で効率化したい人
- PC買い替え前に改善策を試したい人
特に「まだPCは新しいのに重い」という人ほど、一度確認する価値があります。
注意点
古いプラグインや一部エフェクトでは、相性により効果が薄い場合があります。
また、CPU性能やメモリ容量が極端に不足している場合は、設定変更だけでは限界もあります。
それでも、無料で今すぐできる改善策としては非常に優秀です。
まとめ|After Effectsが重いならまずマルチフレームをONにしよう
After Effectsが重いと、作業効率だけでなく創作意欲まで下がります。
私自身、待ち時間ばかりの編集環境にかなり疲れていました。しかしマルチフレームレンダリングをONにしたことで、作業テンポが改善し、編集そのものが楽しくなりました。
もし今あなたが、
- After Effectsが重い
- プレビューが止まる
- 書き出しが遅い
- PC買い替えを悩んでいる
このように感じているなら、まずは設定を確認してください。
編集 → 環境設定 → メモリとパフォーマンス → マルチフレームレンダリングON
たったこれだけで、作業環境が大きく変わる可能性があります。
高額なPC購入の前に、まずは無料でできる最適化から始めてみてください。

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