Google Earthが起動しないときはWebGLを確認!Chromeで開けない原因と対処法
Google Earthを開こうとしても、「画面が真っ白になる」「読み込み中のまま進まない」「3D表示が出ない」と困っていませんか。
ブラウザ版のGoogle EarthやGoogle Earth Studioでは、地球や建物などの3D映像を表示するために、WebGLという仕組みが使われます。
そのため、パソコンやブラウザでWebGLが正常に利用できていないと、Google Earthが起動しなかったり、3D画面が正しく表示されなかったりすることがあります。
Googleの公式情報でも、Google Earth Studioで3D画像を表示するためにはWebGLへの対応が必要と案内されています。
私も以前、Google Earthを開いても地球が表示されず、ネット回線の問題だと思ってWi-Fiばかり確認してしまったことがあります。ところが実際には、ブラウザ側のグラフィック機能を確認することで原因を切り分けられました。
この記事ではWindows 11を基準に、Google Earthが起動しないときのWebGL確認方法や、Chromeの設定、グラフィックドライバまで初心者向けに順番に説明します。
- Google Earthが起動しないときによくある症状
- WebGLとは?初心者向けに簡単に説明
- Google Earthが起動しないなら最初にページを再読み込みする
- Chromeを再起動する
- Windowsも再起動する
- Google EarthでWebGLが必要な理由
- Chromeのハードウェアアクセラレーションを確認する
- ハードウェアアクセラレーションがONでも起動しない場合
- 設定を変更する前にON・OFFを覚えておこう
- Chromeを最新版に更新する
- 別のブラウザでも確認する
- シークレットウィンドウで確認する
- Chromeの拡張機能を確認する
- グラフィックドライバを確認する
- Windows Updateも確認する
- Google Earth Proの場合はWebGLではなく別の確認も必要
- Google Earth Proでいきなり設定を初期化しない
- Google Earthが起動したあとの確認ポイント
- 再起動後にもGoogle Earthを確認する
- Google Earthが使えると仕事や日常でどう便利になる?
- 応用編|タスク マネージャーでGPUを確認する
- Google Earthの起動トラブルを予防する方法
- Google Earthが起動しないときのよくある質問
- まとめ|Google Earthが起動しないならWebGLとChromeのグラフィック設定を確認しよう
Google Earthが起動しないときによくある症状
Google Earthのトラブルには、次のような症状があります。
- Google Earthを開いても読み込みが終わらない
- 画面が真っ白または真っ黒になる
- 地球の3D表示が出ない
- ブラウザにWebGL関連のエラーが表示される
- Google Earthを開くとChromeが重くなる
- 以前は使えたのに急に起動しなくなった
- 3D表示だけ正常に動かない
- Google Earth Studioを開けない
このような場合は、WebGLだけでなく、Chromeのハードウェアアクセラレーションやグラフィックドライバも関係している可能性があります。
WebGLとは?初心者向けに簡単に説明
WebGLとは、ブラウザの中で3Dグラフィックスを表示するための技術です。
通常のWebページは文字や画像を表示するだけですが、Google Earthでは地球を回転させたり、建物を立体的に表示したりする必要があります。
こうした3D処理をブラウザ上で実現するために使われるのがWebGLです。
Google Earth Studioの公式要件でも、ブラウザ上で3D画像をレンダリングするためにWebGLが必要とされています。
Google Earthが起動しないなら最初にページを再読み込みする
WebGLの設定を変更する前に、まず簡単な方法から試しましょう。
一時的な読み込みエラーであれば、ページを再読み込みするだけで直る場合があります。
- Google Earthを開きます。
- キーボードの「Ctrl」+「R」を押します。
- ページが読み込み直されるまで待ちます。
- 地球が表示されるか確認します。
「Ctrl」+「R」は、現在開いているWebページを再読み込みするショートカットキーです。
Chromeを再起動する
再読み込みしても変わらない場合は、Google Chromeをいったん終了します。
- 必要なタブや入力内容を確認します。
- Chromeを終了します。
- もう一度Chromeを起動します。
- Google Earthを開きます。
- 正常に表示されるか確認します。
大量のタブを開いたまま長時間Chromeを使っている場合などは、再起動だけで改善することもあります。
Windowsも再起動する
Chromeを再起動してもGoogle Earthが開かない場合は、Windows 11自体も再起動しましょう。
- 作業中のファイルを保存します。
- Chromeを終了します。
- Windowsの「スタート」をクリックします。
- 「電源」をクリックします。
- 「再起動」を選択します。
- Windows起動後にChromeだけを開きます。
- Google Earthを確認します。
再起動直後はゲームや動画編集ソフトなどを開かず、Google Earthだけを確認すると原因を切り分けやすくなります。
Google EarthでWebGLが必要な理由
Google Earthでは、地球表面や地形、建物など大量の3D情報を表示します。
その処理をブラウザだけで行うためにWebGLが利用されます。
Google Earth Studioでは、WebGLに加えてChromeを最新版にしておくことも公式要件として案内されています。
つまり、Google Earthが起動しない場合は、「WebGLが利用できる状態になっているか」「Chromeのグラフィック機能が正常か」を確認することが重要です。
Chromeのハードウェアアクセラレーションを確認する
WebGLはGPUと呼ばれるグラフィック処理用の機能を利用します。
Chromeでは、そのGPUを使うために「ハードウェアアクセラレーション」という設定があります。
Google Earth Studioの公式要件では、正しく読み込むためにChromeのハードウェアアクセラレーションを有効にするよう案内されています。
Chromeで設定を確認する手順
- Google Chromeを開きます。
- 右上の「︙」をクリックします。
- 「設定」をクリックします。
- 「システム」を開きます。
- グラフィックアクセラレーションに関する項目を確認します。
- OFFになっている場合はONにします。
- Chromeを再起動します。
- Google Earthをもう一度開きます。
Chromeのバージョンによって、「ハードウェア アクセラレーション」「グラフィック アクセラレーション」など、表示される名称が多少変わることがあります。
設定を変更したあとはChromeを再起動してください。
ハードウェアアクセラレーションがONでも起動しない場合
すでにハードウェアアクセラレーションがONなのにGoogle Earthが起動しない場合は、一度OFFにして変化を確認する方法もあります。
Chromeの公式ヘルプでも、パソコンのハードウェアとChromeの組み合わせに問題がある場合は、ハードウェアアクセラレーションをOFFにしてChromeを再起動する対処が案内されています。
- Chromeの「設定」を開きます。
- 「システム」を開きます。
- グラフィックアクセラレーションをOFFにします。
- Chromeを再起動します。
- Google Earthを開きます。
ただし、Google Earthの3D表示にはGPU処理が重要です。
OFFにすると逆に正常に動かなくなる場合もあるため、改善しなければ元のONに戻してください。
設定を変更する前にON・OFFを覚えておこう
私がトラブル対応で失敗したことの一つが、早く直したいあまり複数の設定を一度に変更してしまったことです。
Chromeの設定、拡張機能、Windowsの設定をまとめて変更したため、最終的に直っても何が原因だったのかわからなくなりました。
Google Earthのようなトラブルでは、設定を一つ変更したら、その都度Google Earthを確認するのがおすすめです。
ハードウェアアクセラレーションを変更するときも、最初がONだったのかOFFだったのか覚えておきましょう。
Chromeを最新版に更新する
WebGLを正常に利用するためには、Chrome自体の状態も重要です。
Google Earth Studioでは、利用前にGoogle Chromeを最新バージョンへ更新することが公式に推奨されています。古いChromeでは予期しない不具合が発生する可能性があるとされています。
Chromeの更新方法
- Chromeを開きます。
- 右上の「︙」をクリックします。
- 「ヘルプ」を開きます。
- 「Google Chromeについて」を選択します。
- 更新がある場合は適用します。
- Chromeを再起動します。
- Google Earthを開き直します。
更新後は、問題が起きていた同じGoogle Earthのページで確認してください。
別のブラウザでも確認する
ChromeでGoogle Earthが起動しない場合は、Microsoft Edgeなど別の対応ブラウザでも動作を確認すると原因を切り分けやすくなります。
別のブラウザでは正常に表示される場合、Windowsやインターネット回線ではなく、Chrome側の設定や拡張機能などが関係している可能性があります。
反対に、複数のブラウザで3D表示に問題が出る場合は、GPUやグラフィックドライバなどパソコン側の環境も確認したほうがよいでしょう。
シークレットウィンドウで確認する
Chromeに追加した拡張機能などの影響を調べるため、シークレットウィンドウでGoogle Earthを開いてみる方法もあります。
Windowsでは「Ctrl」+「Shift」+「N」を押すと、Chromeのシークレットウィンドウを開けます。
- 「Ctrl」+「Shift」+「N」を押します。
- シークレットウィンドウを開きます。
- Google Earthへアクセスします。
- 3D画面が表示されるか確認します。
通常のChromeでは開かないのにシークレットウィンドウでは開ける場合は、拡張機能やブラウザに保存されたデータなどが影響している可能性があります。
Chromeの拡張機能を確認する
広告ブロック、セキュリティ、画面表示などに関係する拡張機能が、Webページの動作に影響することがあります。
最近拡張機能を追加した直後からGoogle Earthが動かなくなった場合は、特に確認してみましょう。
全部を一度に削除するのではなく、一つずつ無効にして確認してください。
Chrome公式ヘルプでも、ブラウザの不具合を調べる際には拡張機能を確認する方法が案内されています。
グラフィックドライバを確認する
WebGLはGPUを使って3D画像を描画するため、グラフィックドライバの問題もGoogle Earthに影響する場合があります。
グラフィックドライバとは、WindowsとGPUを正しく連携させるためのソフトウェアです。
Google Earth公式ヘルプでも、3Dビューに問題がある場合はグラフィックカードのドライバ更新を試すよう案内されています。
自分のGPUを確認する方法
- 「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を押します。
- タスク マネージャーを開きます。
- 「パフォーマンス」を選択します。
- 「GPU」を選択します。
- GPUの名前を確認します。
「Ctrl」+「Shift」+「Esc」は、Windowsのタスク マネージャーを直接開くショートカットキーです。
NVIDIA、AMD、Intelなどの名前が表示されたら、PCメーカーまたはGPUメーカーが提供する正規のドライバを確認します。
検索結果に表示された正体のわからないドライバ更新ソフトを安易にインストールしないでください。
Windows Updateも確認する
Windowsや関連ドライバの更新が不足している場合もあるため、Windows Updateを確認しておきましょう。
- 「Windows」+「I」を押します。
- Windowsの「設定」を開きます。
- 「Windows Update」を選択します。
- 利用できる更新を確認します。
- 必要な更新を適用します。
- Windowsを再起動します。
「Windows」+「I」はWindowsの設定画面をすぐに開けるショートカットキーです。
Google Earth Proの場合はWebGLではなく別の確認も必要
ここまでのWebGL確認は、主にブラウザ版Google Earthを利用している場合の対処です。
Windowsへインストールして使うGoogle Earth Proの場合は、WebGLとは別にDirectXやOpenGLなどのグラフィック設定が関係することがあります。
Google公式では、Google Earth Proが正常に起動しない場合に「修復ツール」を利用できると案内しています。修復ツールでは、キャッシュ消去、セーフモード、初期設定への復元、WindowsでのOpenGLとDirectXの切り替えなどができます。
Google Earth Proの修復ツールで確認できること
- ディスクキャッシュの消去
- セーフモードの有効化
- 設定の初期化
- OpenGLとDirectXの切り替え
- 起動トラブルの確認
Google Earth Proで3D表示に問題がある場合、WindowsではOpenGLとDirectXを切り替えて安定する方を確認する方法も公式に案内されています。
Google Earth Proでいきなり設定を初期化しない
修復ツールには設定を元に戻す機能などがありますが、最初からすべてを実行する必要はありません。
まずはキャッシュ、セーフモード、グラフィック方式などを一つずつ確認するのがおすすめです。
特に保存済みの場所や独自の設定がある場合は、削除や初期化に関する操作を行う前にバックアップを確認してください。
Google Earthが起動したあとの確認ポイント
設定を変更してGoogle Earthが表示されたら、完全に直ったか確認します。
- 地球が正常に表示されるか
- マウスで回転できるか
- 拡大・縮小できるか
- 3D建物が正常に表示されるか
- 画面が真っ黒にならないか
- 操作中にブラウザが固まらないか
- Windows再起動後も正常か
最初の画面だけ表示されたからといって判断せず、実際に地図を動かして確認しましょう。
再起動後にもGoogle Earthを確認する
Chromeの設定やドライバを変更した場合は、Windowsを再起動してからもう一度Google Earthを開くことをおすすめします。
再起動後に正常に表示できれば、設定変更が安定して反映されていると判断しやすくなります。
再起動すると再び動かなくなる場合は、常駐ソフトやグラフィックドライバなど別の原因も考えられます。
Google Earthが使えると仕事や日常でどう便利になる?
Google Earthが正常に使えるようになると、旅行先を立体的に確認したり、知らない地域の地形を調べたりできるようになります。
たとえば旅行前にホテル周辺の地形や建物を確認すれば、地図だけではわかりにくい街の雰囲気をつかみやすくなります。
仕事でも、建物や地域の位置関係を確認したり、プレゼン前に周辺環境を調べたりする用途があります。
WebGLやGPUの仕組みを知っておけば、Google Earthだけでなく、ブラウザ上の3Dサービスが正常に動かないときのトラブル解決にも応用できます。
応用編|タスク マネージャーでGPUを確認する
Google Earthを開いたときにパソコンが極端に重くなる場合は、タスク マネージャーでGPUの使用状況を確認できます。
- 「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を押します。
- タスク マネージャーを開きます。
- 「パフォーマンス」を選択します。
- 「GPU」を確認します。
- Google Earthを操作しながら変化を確認します。
GPU使用率が高いからといって、すぐに故障と判断する必要はありません。
Google Earthは3D描画を行うため、操作内容によってGPUの使用率が上がることがあります。
Google Earthの起動トラブルを予防する方法
- Chromeを定期的に更新する
- Windows Updateを適用する
- グラフィックドライバを適切に更新する
- 不要なChrome拡張機能を増やしすぎない
- ブラウザのタブを大量に開いたままにしない
- Windowsを長期間再起動せず使い続けない
- 設定変更前に元の状態を覚えておく
WebGLは通常、利用者が頻繁に設定を変更するものではありません。
問題がない状態なら、むやみにChromeやWindowsのグラフィック設定を変更しないことも大切です。
Google Earthが起動しないときのよくある質問
Q. Google EarthにはWebGLが必要ですか?
ブラウザで3D表示を行うGoogle Earth関連サービスではWebGLが重要です。Google Earth Studioでは、3D画像をブラウザ上で表示するためWebGLへの対応が必要と公式に案内されています。
Q. WebGLが使えないとどうなりますか?
3D画面が表示されない、読み込みが進まない、画面が真っ黒になるなどの問題が起きる可能性があります。
ただし、似た症状はブラウザ、GPUドライバ、拡張機能などが原因でも発生します。
Q. ChromeのハードウェアアクセラレーションはONにしたほうがいいですか?
Google Earthのような3Dコンテンツでは、基本的にはGPUを利用できる状態が重要です。Google Earth StudioでもChromeのハードウェアアクセラレーションを有効にするよう案内されています。
ただし、特定のPC環境で不具合が発生している場合は、一時的にOFFへ切り替えて症状を比較する方法もあります。
Q. Chromeを更新したらGoogle Earthが直ることはありますか?
あります。Google Earth Studio公式では、古いChromeでは予期しない不具合が発生する可能性があるため、最新版の利用が推奨されています。
Q. Google Earth ProでもWebGLを確認すればいいですか?
Google Earth Proはブラウザ版とは仕組みが異なります。
Windows版のGoogle Earth Proでは、公式の修復ツールからOpenGLとDirectXを切り替えたり、セーフモードを試したりできます。
Q. WebGLの問題ならパソコンが故障していますか?
必ずしも故障ではありません。
Chromeの設定、グラフィックドライバ、拡張機能などが原因で一時的に正常動作していない可能性もあります。
Q. Windows 10でも同じ確認方法を使えますか?
基本的な考え方はWindows 10でも同じです。
Chrome側の設定はWindows 10とWindows 11で大きく変わらない場合がありますが、Windowsの設定画面などは表示が異なることがあります。
まとめ|Google Earthが起動しないならWebGLとChromeのグラフィック設定を確認しよう
Google Earthを開いても3D画面が表示されない、読み込み中のまま進まない場合は、WebGLやChromeのグラフィック機能が正常に利用できているか確認しましょう。
まずはページの再読み込み、Chromeの再起動、Windowsの再起動といった安全な方法から試します。
それでも改善しない場合は、Chromeのハードウェアアクセラレーション、Chromeの更新、拡張機能、グラフィックドライバなどを順番に確認してください。
Google Earth Studioでは、WebGLへの対応とChromeを最新の状態にすることが公式要件として案内されています。
また、インストール版のGoogle Earth Proを使用している場合は、WebGLではなく修復ツールやOpenGL・DirectXの切り替えを確認する方法があります。
「再読み込み → Chrome再起動 → Windows再起動 → WebGL関連設定を確認 → Chrome更新 → グラフィックドライバ確認」の順番で進めれば、初心者でも安全に原因を切り分けやすくなります。

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