Spotifyで音が出ないときは「出力デバイス」を確認!Windows 11での直し方

Spotifyで音が出ないときは「出力デバイス」を確認!Windows 11での直し方

Spotifyで曲は再生されているのに、なぜかスピーカーやイヤホンから音が出ない。そんなときに最初に確認したいのが、Windowsの「出力デバイス」です。

出力デバイスとは、パソコンの音を「どのスピーカーやイヤホンから鳴らすか」を決める設定です。Bluetoothイヤホンや外部モニターを使ったあとなどに出力先が勝手に変わり、Spotifyだけ音が聞こえなくなることがあります。

この記事ではWindows 11を基準に、パソコン初心者でもできる安全な方法から順番に紹介します。

Spotifyで音が出ないときによくある症状

私も以前、Spotifyの再生ボタンを押すと曲の時間は進んでいるのに、まったく音が聞こえないことがありました。

最初はSpotifyが故障したと思い、アプリを何度も終了して起動し直しました。しかし原因はSpotifyではなく、Windowsの音声出力先でした。

前日にHDMIで外部モニターを接続していたため、パソコン本体のスピーカーではなくモニターが音の出力先になっていたのです。

この状態ではSpotify自体は正常に再生しています。そのため、再生時間だけが進んで「音だけ出ない」という少しわかりにくい症状になります。

まず確認!Spotifyの出力デバイスを切り替える

Spotifyで音が出ない場合、最初にWindowsの出力デバイスを確認しましょう。設定変更だけなので、比較的安全に試せます。

タスクバーから出力デバイスを確認する方法

  1. Spotifyで適当な曲を再生します。
  2. 画面右下にあるスピーカーのアイコンをクリックします。
  3. 音量バー付近に表示される音声出力を選択するためのボタンをクリックします。
  4. 「スピーカー」「ヘッドホン」など、実際に音を出したい機器を選択します。
  5. Spotifyに戻り、音が聞こえるか確認します。

たとえばパソコン本体から音を出したい場合は、「スピーカー」や「Speakers」などと表示されている項目を選びます。

Bluetoothイヤホンを使っている場合は、そのイヤホンの製品名が表示されているか確認してください。

Windows 11の設定から出力デバイスを確認する

タスクバーから変更しても直らない場合は、Windowsの「設定」を開いて詳しく確認します。

  1. Windowsキー + Iキーを同時に押します。
  2. 「システム」を選択します。
  3. 「サウンド」をクリックします。
  4. 「出力」の項目を確認します。
  5. 使用したいスピーカーやイヤホンを選択します。
  6. Spotifyで曲を再生して確認します。

Windowsキー + Iキーは、Windowsの「設定」をすぐに開くショートカットキーです。今後Wi-Fiやディスプレイなどの設定を変更するときにも便利なので覚えておくと役立ちます。

Windows 10の場合

Windows 10でも基本的な考え方は同じです。「スタート」→「設定」→「システム」→「サウンド」と進み、「出力デバイスを選択してください」の項目を確認します。

なぜSpotifyの音が違う場所から出てしまうの?

Windowsでは複数の音声機器を利用できます。そのため、新しい機器を接続したタイミングなどで出力先が切り替わる場合があります。

特に次のような操作をしたあとに起こりやすいです。

  • Bluetoothイヤホンを接続・切断した
  • USBヘッドセットを使った
  • HDMIケーブルでテレビやモニターを接続した
  • オンライン会議でヘッドセットを使った
  • パソコンを別のモニターにつないだ
  • Windows Updateを行った

HDMIは映像だけでなく音声も送ることができるため、モニターを接続したときは特に注意が必要です。

Spotifyだけ音が出ない場合は「音量ミキサー」を確認

YouTubeなどでは音が出るのにSpotifyだけ無音の場合は、Windowsの音量ミキサーを確認してください。

音量ミキサーとは、アプリごとに音量や出力先を設定できるWindowsの機能です。

  1. Spotifyを起動して曲を再生します。
  2. Windowsキー + Iキーで「設定」を開きます。
  3. 「システム」→「サウンド」と進みます。
  4. 「音量ミキサー」を開きます。
  5. アプリ一覧からSpotifyを探します。
  6. Spotifyの音量が0になっていないか確認します。
  7. ミュートになっている場合は解除します。
  8. 出力デバイスを選択できる場合は、正しいスピーカーやイヤホンになっているか確認します。

「ほかのアプリは聞こえるのにSpotifyだけ聞こえない」場合は、ここが重要な確認ポイントです。

Bluetoothイヤホンを使っている場合の確認方法

Bluetoothイヤホンでは、接続済みのように見えていても正常に音声が出力されないことがあります。

まずWindowsの「設定」→「Bluetoothとデバイス」を開き、使用しているイヤホンが接続されているか確認しましょう。

接続されているのにSpotifyの音が出ない場合は、「設定」→「システム」→「サウンド」を開き、出力先としてBluetoothイヤホンが選択されているか確認します。

一度Bluetoothをオフにしてからオンに戻し、イヤホンを再接続するだけで改善するケースもあります。

外部モニターを使っている人は要注意

意外と見落としやすいのが、HDMIやDisplayPortで接続した外部モニターです。

Windowsの出力デバイスを見ると、普段見慣れないモニター名が選択されていることがあります。

モニターにスピーカーが付いていれば、Spotifyの音はそちらから流れます。一方、スピーカー非搭載のモニターが出力先になっていると、Spotifyは再生されているのに何も聞こえないという状態になる場合があります。

パソコン本体から鳴らしたいなら、Windowsの出力デバイスを「スピーカー」に戻してください。

音量が0・ミュートになっていないか確認する

出力デバイスが正しくても、単純に音量が0になっているケースがあります。

次の3か所を確認すると原因を見つけやすくなります。

  • Windows全体の音量
  • 音量ミキサー内のSpotifyの音量
  • スピーカーやイヤホン本体の音量

特にUSBスピーカーやBluetoothイヤホンには本体側の音量ボタンが付いていることがあります。Windows側だけでなく、機器側も確認しましょう。

Spotifyを完全に終了して起動し直す

出力デバイスを変更したあとも音が出ない場合は、Spotifyを一度終了してから起動し直します。

ウィンドウを閉じただけではSpotifyがバックグラウンドで動いている場合もあります。

  1. Ctrl + Shift + Escキーを同時に押します。
  2. 「タスク マネージャー」を開きます。
  3. Spotifyを探します。
  4. Spotifyを選択して「タスクの終了」を実行します。
  5. もう一度Spotifyを起動します。
  6. 曲を再生して音を確認します。

「Ctrl + Shift + Esc」はタスク マネージャーを直接開くショートカットキーです。

それでも音が出ない場合はパソコンを再起動する

Spotifyの再起動でも改善しなければ、Windows自体を再起動します。

再起動すると、一時的におかしくなっていた音声機能やBluetooth接続が正常な状態に戻ることがあります。

再起動する前には、WordやExcelなどで編集中のファイルを保存してください。

再起動後に確認するポイント

  1. Windowsが起動したらSpotifyを開きます。
  2. 曲を再生します。
  3. 画面右下のスピーカーアイコンを確認します。
  4. 正しい出力デバイスが選択されているか確認します。
  5. Spotifyの音量がミュートされていないか確認します。

再起動直後にBluetoothイヤホンを使用する場合は、イヤホンが自動接続されていることも確認してください。

設定をリセットしてSpotifyの出力先を戻す方法

Spotifyだけおかしな出力設定になっていて原因がわからない場合は、音量ミキサーの設定をリセットする方法もあります。

Windows 11では「設定」→「システム」→「サウンド」→「音量ミキサー」を開き、アプリのサウンドデバイスや音量を既定値に戻すための項目を確認します。

リセットするとアプリごとに設定していた音量なども変更される可能性があります。Spotify以外のアプリで特別な音声設定をしている場合は、現在の設定を確認してから実行してください。

応用編:仕事用スピーカーとイヤホンを使い分ける

出力デバイスの仕組みを理解すると、Spotifyのトラブル解決だけでなく普段のパソコン操作も便利になります。

たとえば普段はパソコンのスピーカーを使い、集中して仕事をするときだけBluetoothイヤホンに切り替えるといった使い方ができます。

オンライン会議のあとにSpotifyを聴く場合も、音が出なければ出力デバイスを確認する習慣を付けておくと、原因を探す時間を減らせます。

在宅勤務でノートパソコン、外部モニター、USBヘッドセット、Bluetoothイヤホンなどを併用している人ほど、出力デバイスの切り替え方法を覚えておくと便利です。

Spotifyで音が出なくなるのを予防する方法

完全に防げるわけではありませんが、次のポイントを意識すると音声トラブルが起きたときに対処しやすくなります。

  • 使わないBluetoothイヤホンは接続を切っておく
  • 外部モニターを接続したあとは音の出力先を確認する
  • USBヘッドセットを抜いたあとはスピーカーに戻ったか確認する
  • Windows Update後に音が出なければ出力デバイスを確認する
  • Spotifyだけ無音なら音量ミキサーを確認する

特に「曲は再生されているのに音が聞こえない=まず出力デバイスを確認」と覚えておくと、すぐ対処できるようになります。

よくある質問

Spotifyは再生中なのに音が出ないのはなぜですか?

Windowsで間違った出力デバイスが選択されている可能性があります。BluetoothイヤホンやHDMIモニターを接続したあとに起こりやすいため、「設定」→「システム」→「サウンド」で出力先を確認してください。

YouTubeは聞こえるのにSpotifyだけ音が出ません

Spotifyだけ音が出ない場合は、Windowsの「音量ミキサー」を確認しましょう。Spotifyの音量が0になっていたり、Spotifyだけ別の出力デバイスが設定されていたりする可能性があります。

イヤホンを抜いたらSpotifyの音が出なくなりました

イヤホンを抜いたあと、Windowsの出力先がパソコン本体のスピーカーへ正常に戻っていない可能性があります。画面右下のスピーカーアイコンから出力デバイスを確認してください。

HDMIでモニターを接続するとSpotifyの音が消えるのはなぜですか?

HDMIは映像だけでなく音声も送れるため、Windowsがモニターを音声出力先として選択する場合があります。パソコンから音を出したい場合は、出力デバイスをパソコン本体のスピーカーへ戻しましょう。

再起動してもSpotifyの音が出ない場合はどうすればいいですか?

Windowsの出力デバイス、音量ミキサー、Bluetooth接続などを再確認してください。それでも改善しない場合は、Spotify以外のアプリでも音が出るか確認すると、Spotify側の問題なのかWindows全体の音声トラブルなのかを切り分けやすくなります。

まとめ|Spotifyで音が出ないときは出力デバイスから確認しよう

Spotifyで曲は再生されているのに音が出ない場合、まず確認したいのがWindowsの出力デバイスです。

特にBluetoothイヤホン、USBヘッドセット、HDMIモニターなどを使用していると、知らないうちに音の出力先が切り替わることがあります。

「設定」→「システム」→「サウンド」を開き、実際に使用したいスピーカーやイヤホンが選択されているか確認しましょう。

ほかのアプリでは音が出るのにSpotifyだけ聞こえない場合は、「音量ミキサー」のSpotify設定も重要です。

出力デバイスの確認、音量ミキサーの確認、Spotifyの再起動、Windowsの再起動という順番で試せば、設定を大きく変更せずに原因を切り分けられます。

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