インターネット（MicrosoftEdgeやGoogleChromeなど）を利用して検索していたら突然画面に「ウイルスに感染しました」とか「今すぐサポートセンターに電話してください」といった文章や警告画面が出てくることがあります。
結論から言うと詐欺です！
ある日突然、父親から電話がかかってきました。
父「インターネットで検索をしていたら急に赤い画面で、ウイルスに感染したから画面に出ている電話番号に電話しろ、と表示されたんだけどこれ電話した方がいいのか？」という内容でした。
私「かけちゃダメ！その画面は画面閉じてね。それでNortonの画面開いてスキャンしてみて。それで何も出なければ何一つ問題ないから気にしなくていいよ」
父「そうか、了解。これって詐欺なんだよね？」
私「そうそう、詐欺だから無視でいいよ」
といったやり取りをしました。こういう詐欺師は危険だ危険だと煽ってくるし人を不安にさせる術を熟知しているから嫌になりますね。
目次
詐欺画面への対応
スマホか携帯で画面の写真をとる
写真を撮らなくても何も問題ありませんが、後で見返したときに「あぁこれは詐欺だ」という事が確認できると後でまた同じ手の詐欺があったときに騙されにくくなるかと思います。
ただこういったものは恐怖心と不安感を煽ってきて、頭がパニックになっているかもしれませんのでその時はやらなくても大丈夫です。
パソコンの強制シャットダウン
タスクの終了
気持ちに余裕があればウイルス感染だと騒いでいる画面を消してしまえばいいです。
- キーボードの【Ctrl】ボタン、【Shift】ボタン、【Esc】ボタンを同時に押す
- 「タスクマネージャ」の画面が開くのでインターネットを利用していた画面（MicrosoftEdgeやGoogleChromeなど）の名前をクリック
- タスクマネージャ」の画面右下の「タスクの終了」をクリックするとタスクが終了します
気持ちに余裕がなければパソコン強制終了
上記の説明が良くわからなかったり、気持ちが焦っていたらパソコンを強制的にシャットダウン（電源を切る）してしまいましょう。
電源ボタンを3秒以上長押しすれば消えます。
ウイルススキャン
パソコンを強制終了した場合は電源ボタンを再度ぽちっと押してパソコンを起動させてください。
お使いのウイルス対策ソフトの画面を表示し、ウイルス定義情報を最新にアップデートしてください。その後、スキャンをして何も検出されなければ大丈夫です。通常の状態であることが確認できたので安心してください。また普段通りにパソコンを使う事が出来ます。
これは「サポート詐欺」という立派な詐欺
ウイルス対策ソフトの画面以外は信用してはいけない
何もウイルスに感染していないのに勝手に「ウイルスに感染した」と騒いで「ウイルス除去してあげるから電話して」と騙してくる輩です。信用してはいけません。
一応ウイルスのスキャンをするようにと書きましたが本当にこれは念の為です。
ウイルス対策ソフト
本当にパソコンがウイルスに感染したとなれば、下記のようなウイルス対策ソフトの画面が起動してお知らせしてくれるはずです。Windows 使用者はWindows Defender以外はご自身で購入してインストールしておく必要があります。
いま、このパソコンにどのウイルス対策ソフトが入っているか。ウイルス対策ソフトの連絡先はどこかを確認しておくと良いでしょう。
- Norton(ノートン)
- McAfee(マカフィー)
- ESET(イーセット)
- ウイルスバスター
- Windows Defender（Windows購入時に標準装備されているソフトです、念のためコントロールパネル画面からWindows Defender画面を開き「有効」になっていることをか確認してください）
上記以外にもウイルス対策ソフトは数多くあります。コスパや機能を考えてどのウイルス対策ソフトを導入するかはあらかじめパソコン購入時にやっておきましょう。
電話は絶対にかけてはいけない
使っているウイルス対策ソフト画面じゃなければ無視してください。ウイルス対策ソフトで紹介されるサポートセンターの電話番号と違うはずです。
電話をしてしまったら詐欺師の思うつぼです。
詐欺師は不安をあおる画面を出し、さらに音や声を出してどんどん不安を煽ってきます。そうして電話をさせて個人情報を聞き出すのが目的です。
まとめ
- インターネットを利用していたら突然画面に「ウイルスに感染しました」とか「今すぐサポートセンターに電話してください」を出ても絶対にその番号に電話してはいけない
- サポート詐欺というものだから電話してしまうと個人情報を聞き出されてしまう
- ウイルス対策ソフトの画面で感染していないことが確認できれば大丈夫
ヒヤヒヤするし腹立たしいですが、悪い奴は現実世界でもネットの中でもどこにでもいます。そういう輩にひっかからないようこういった事を知っておき、冷静に対処していきたいものです。